金田一温泉センター、整備規模など大幅見直しへ/二戸市議会一般質問

二戸市議会定例会は27日、一般質問に入り、5議員が登壇した。公民連携で進める金田一温泉周辺地区まち再生事業の新温泉センター建設について、藤原淳市長は、施設の整備規模や構造の大幅な見直しを検討していることを明らかにした。民間事業者と宿泊部屋数.....
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 二戸市議会定例会は27日、一般質問に入り、5議員が登壇した。公民連携で進める金田一温泉周辺地区まち再生事業の新温泉センター建設について、藤原淳市長は、施設の整備規模や構造の大幅な見直しを検討していることを明らかにした。民間事業者と宿泊部屋数などの調整を行い、整備に向けた協議を進める。[br] 同センターを巡っては、昨年11月、旧施設の解体工事が完了し、現在、新たな施設の実施設計が進められている。[br] 見直しの理由について、藤原市長は「想定している規模の施設を(当初の)6億円の概算事業費で整備することは、建設事業者への適正発注の観点から厳しいとの感覚を持っている」と説明。建設事業費に関しては整備主体の民間事業者に対し、市が2億円を出資し、残りの4億円は金融機関からの融資を受ける方針だったが、当初想定額よりも膨らむ可能性がある。[br] 事業費の増額が必要となった場合について、藤原市長は「民間事業者が確保することが前提となるが、実施設計には市の意向も反映されている。内容を検証した上で、市として負担の調整を行いたい」とした。