新型肺炎 青森-台北線3往復欠航、ソウル線は運休前倒し

青森空港発着の国際定期便、台湾・台北(桃園)線が26日の1往復を欠航し、27、29日の計2往復も欠航することが分かった。韓国・ソウル(仁川)線を運航する大韓航空も26日、3月29日~5月31日としていた夏季スケジュール(3月29日~10月2.....
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 青森空港発着の国際定期便、台湾・台北(桃園)線が26日の1往復を欠航し、27、29日の計2往復も欠航することが分かった。韓国・ソウル(仁川)線を運航する大韓航空も26日、3月29日~5月31日としていた夏季スケジュール(3月29日~10月24日)の運休について、開始時期を3月8日に早めると発表。ともに新型コロナウイルスの感染拡大による利用率低下が要因とみられる。[br] 台北線は昨年7月に就航し、12月までの利用率は81・9%と高率を記録。今年1月も80・8%と好調を維持していた。[br] ただ、今年に入り同ウイルスの感染が急速に拡大し、空路の需要が減退。同路線を運航するエバー航空(台湾)は今月、愛媛県の松山空港、石川県の小松空港と台北を結ぶ路線を欠航や一部運休としていた。[br] 青森―ソウル線は同ウイルスの感染拡大で2月の利用率が低迷し、3月の予約率も落ち込みが予想される。[br] 同航空青森支店は「感染が急激に広がり、ソウル発、青森発とも人の往来が少なくなっている」と状況を説明。県交通政策課は「感染拡大が予想以上だということ。残念だがやむを得ない」としている。