漁船の重大事故防止へ 青森海保など4団体協定

共同計画書に署名した惣田泰氏部長(右から2人目)ら4団体の代表=26日、青森市
共同計画書に署名した惣田泰氏部長(右から2人目)ら4団体の代表=26日、青森市
青森海上保安部と青森県、県漁連、日本漁船保険組合青森県支所は26日、漁船の重大事故防止に向け、年間を通じた広報活動に共同で取り組むことを盛り込んだ連携協定を締結した。 協定に基づき4団体は救命胴衣の着用や漁船への縄はしご設置を推進するほか、.....
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 青森海上保安部と青森県、県漁連、日本漁船保険組合青森県支所は26日、漁船の重大事故防止に向け、年間を通じた広報活動に共同で取り組むことを盛り込んだ連携協定を締結した。[br] 協定に基づき4団体は救命胴衣の着用や漁船への縄はしご設置を推進するほか、各漁協が持つ安全に関するノウハウをまとめた冊子を作製して配布する。[br] 2009~18年の10年間に全国で発生した船による海難事故のうち、漁船の事故は33%だが、青森海保管内では約半数を占めており、漁船の事故防止が課題となっている。[br] 同日、青森市で調印式が行われ、青森海保の惣田泰氏部長ら4団体の代表が共同計画書に署名した。[br] 惣田部長は「それぞれの機関のストロングポイント(強み)を活用し、これまで以上に効果的で幅広い海難防止活動を展開していきたい」と意気込んだ。[br] このほか、5年間の無事故を達成した功績で、むつ市漁協、佐井村漁協などが表彰された。共同計画書に署名した惣田泰氏部長(右から2人目)ら4団体の代表=26日、青森市