黒星病新規薬剤「早期に使用、関係省庁連携」/衆院予算委分科会

自民党の津島淳、木村次郎両衆院議員が25日、衆院予算委員会の分科会でそれぞれ質問に立ち、リンゴ黒星病の抑止などに向けて政府の対応をただした。黒星病の新規防除薬剤の登録について、農林水産省は「速やかに使用できるよう関係省庁と連携したい」との認.....
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 自民党の津島淳、木村次郎両衆院議員が25日、衆院予算委員会の分科会でそれぞれ質問に立ち、リンゴ黒星病の抑止などに向けて政府の対応をただした。黒星病の新規防除薬剤の登録について、農林水産省は「速やかに使用できるよう関係省庁と連携したい」との認識を改めて示した。[br] 農水省は改正農薬取締法に基づき、昨年5月に新規薬剤を「優先審査」の対象とした。1月から食品安全委員会による農薬の残留基準値設定に関する評価が進められる。津島氏は第6分科会での質問で「早期登録を農業者が要望している。できれば今年中にも使えるようにしてほしい」と求めた。[br] また、木村氏は第2分科会で総務省の施策に関して質問し、20年度の地方財政計画で創設された4200億円の歳出枠「地域社会再生事業費」について「地方創生の交付金で足りない部分も結果として補完できる」と評価。内藤尚志自治財政局長は「使途が自由な一般財源。買い物支援など生活を支えるサービスの確保など、実情に応じた取り組みを積極的に展開することを期待している」と答弁した。