3200万円黒字見通し ネット販売好調/岩手競馬、19年度

岩手県競馬組合運営協議会は18日、盛岡市の盛岡競馬場で会合を開き、2019年度の黒字額が当初計画を1200万円上回る3200万円となる見通しが示された。禁止薬物問題で計7日間開催を中止したものの、事業存続の条件である単年度の収支均衡は13年.....
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 岩手県競馬組合運営協議会は18日、盛岡市の盛岡競馬場で会合を開き、2019年度の黒字額が当初計画を1200万円上回る3200万円となる見通しが示された。禁止薬物問題で計7日間開催を中止したものの、事業存続の条件である単年度の収支均衡は13年連続で維持される見込み。20年度は引き続き公正の確保に努めつつ、火曜日開催の拡大や重賞競走の賞金額を引き上げるなどし、集客を図る。[br] 同組合によると、19年4月6日から20年1月7日まで計115日間の販売額361億5千万円のうち、インターネット販売は前年度比28・7%増の259億円で、自場販売は2・6%増の64億円。ネット販売が好調に推移し、販売額を押し上げた。[br] 20年度の販売収入計画額は407億2500万円。運営方針は▽競馬の公正確保▽魅力ある競馬の開催▽サービスの充実▽安定した経営基盤の確立―の4本柱とし、年間130日、約1440レースの実施を予定する。火曜開催は本年度より14日間多い、計23日間とした。[br] 岩手競馬最高峰の南部杯は1着賞金を500万円増やし、5千万円。地方競馬シリーズ「3歳秋のチャンピオンシップ」の最終戦に位置づけられる「ダービーグランプリ」についても、賞金額を500万円増の1500万円とする。