八戸えんぶりの魅力紹介 あおもり立志挑戦の会南部地区会が講習会

八戸えんぶりについて解説する坂本勇さん
八戸えんぶりについて解説する坂本勇さん
あおもり立志挑戦の会南部地区会(田中清一代表)は15日、八戸パークホテルで八戸えんぶりをテーマに講演会を開き、八戸市の内丸えんぶり組元老坂本勇さん(75)が、地域に根付いた伝統芸能の魅力を紹介した。 同会は人材育成やネットワークづくりに向け.....
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 あおもり立志挑戦の会南部地区会(田中清一代表)は15日、八戸パークホテルで八戸えんぶりをテーマに講演会を開き、八戸市の内丸えんぶり組元老坂本勇さん(75)が、地域に根付いた伝統芸能の魅力を紹介した。[br] 同会は人材育成やネットワークづくりに向け、青森県が主催する「あおもり立志挑戦塾」の修了生らで構成される。講演会は国重要無形民俗文化財となっている県南地方の伝統に理解を深めようと企画。約40人が参加した。[br] 坂本さんはえんぶりの演目に関し、「太夫の摺(す)りが最初と言われるが、今は子どもの舞が入っていないと、寂しいと言われる」と、長い歴史の中で親しみやすい形に発展してきたと強調。[br] 八戸えんぶりの参加は現在33組だが、100組ほど集まった時期もあるとし、「かつてはえんぶり宿に泊まり、煮炊きしながら練習した。私も若い頃は宿に泊まった」と振り返った。[br] 引き続き、えんぶり観賞と懇親会を開催。参加者は八戸ブイヤベースなど地元の料理を味わいつつ、勇壮な太夫の摺りや子どもたちのかわいい大黒舞や松の舞などを楽しんだ。八戸えんぶりについて解説する坂本勇さん