十和田市が市街地循環バスなどの正式運行決定、20年度から

十和田市地域公共交通会議(会長・西村雅博副市長)は14日、市役所で会合を開き、2020年度から「市街地循環バス」と、市中心街と旧十和田湖町を結ぶ「西地区シャトルバス」の本格運行を決めた。4月から基本的に毎日運行する。運賃は1回100円で、体.....
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 十和田市地域公共交通会議(会長・西村雅博副市長)は14日、市役所で会合を開き、2020年度から「市街地循環バス」と、市中心街と旧十和田湖町を結ぶ「西地区シャトルバス」の本格運行を決めた。4月から基本的に毎日運行する。運賃は1回100円で、体験乗車期間として20年4、5月は無料。市は高齢者や運転免許証がない人の移動手段を確保し、市民生活の利便性向上や街なかのにぎわい創出につなげたい考えだ。[br] 市は18、19年度に実証運行を行い、運行区間や経路、市民の需要を把握。19年6月~20年1月までの8カ月間の乗車実績は、1日当たり36・1人、1便当たり3・6人といずれも前年を上回り、本格運行を決めた。[br] 市街地循環バスは、市中央バス停を起点、終点とし、市内の北、東、南各地区を1日6便(6周)運行。高齢者や体が不自由な人でも利用しやすいバリアフリーの低床バスを導入し、車体には他のバスと区別するためのラッピングを施す。新たに定期券を発行し、1カ月は3千円、3カ月は8100円と設定した。[br] 西地区シャトルバスは、旧十和田湖町の法量バス停と市中央バス停を1日2往復。10人乗りの車両を使用して運行する。[br] 運行時間帯は、いずれも午前8時ごろから午後5時ごろ。運行経路上でイベントがある日や年末年始は運休となる。