懐かしの小正月行事楽しむ/二戸・足沢

地元産の「赤長カブ」を使い漬物を作る参加者ら
地元産の「赤長カブ」を使い漬物を作る参加者ら
雑穀の生産が盛んな二戸市足沢地区の住民で組織する地域活性化団体「ぎばって足沢70の会」(上野司会長)は9日、同地区の足沢生活改善センターで「足沢の小正月行事を楽しむ会」を開いた。市内外から訪れた約50人が、餅つきなどの体験を楽しんだり、バイ.....
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 雑穀の生産が盛んな二戸市足沢地区の住民で組織する地域活性化団体「ぎばって足沢70の会」(上野司会長)は9日、同地区の足沢生活改善センターで「足沢の小正月行事を楽しむ会」を開いた。市内外から訪れた約50人が、餅つきなどの体験を楽しんだり、バイキング形式で雑穀料理を味わったりして、地区の住民と交流を深めた。[br] 二戸市民のほか、三八五バス(八戸市)やIGRいわて銀河鉄道(盛岡市)の日帰りツアー客らが参加。会場では、赤や緑に着色した餅団子をミズキの枝に飾り付けたほか、「赤長(あかなが)カブ」の漬物作りに挑戦した。[br] 餅つきでは、足沢地区の農家が栽培する、餅がつけるヒエを使用。参加者は「初めて見た」などと興味深そうだった。[br] 昼食は、地域の女性が地元産の雑穀や野菜をふんだんに使って調理した品々が並び、参加者が健康的な料理に舌鼓を打った。[br] 八戸市から訪れた西村トシエさん(81)は「ミズキ飾り作りの体験では、子どもの頃にやったのを思い出した。楽しかった」と笑顔を浮かべた。地元産の「赤長カブ」を使い漬物を作る参加者ら