イカ釣り船インドネシア人実習生 館鼻朝市会場のごみ拾いに汗

館鼻岸壁のごみを拾い歩くインドネシア人実習生ら
館鼻岸壁のごみを拾い歩くインドネシア人実習生ら
八戸港所属の中型イカ釣り船に乗り組むインドネシア人実習生らが9日、同港の館鼻岸壁朝市会場のごみ拾いをした。漁業従事者として仕事場の環境美化を図るのはもちろん、「母国の屋台の雰囲気に似ている」という大好きな朝市の運営も支援する狙い。実習生が自.....
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八戸港所属の中型イカ釣り船に乗り組むインドネシア人実習生らが9日、同港の館鼻岸壁朝市会場のごみ拾いをした。漁業従事者として仕事場の環境美化を図るのはもちろん、「母国の屋台の雰囲気に似ている」という大好きな朝市の運営も支援する狙い。実習生が自ら発案し、奉仕活動に汗を流した。[br][br] 実習生11人と、所属する八戸市のヤマツ谷地商店(谷地源次郎社長)が共催し、計30人が参加。朝市終了後の午前10時から、岸壁一帯のごみを拾い歩いた。[br][br] 参加者は火ばさみで次々とペットボトルや空き缶、プラスチック容器といったごみを袋に入れた。午前中の作業で、11袋分のごみを収集した。[br][br] 参加したアフマド・コマルル・イクシャンさん(22)は日本に来て4年目。「買い物したり、友達とコーヒーを飲んだりするのが好き」と朝市の魅力を語り、13日から始まる漁に向け「イカをたくさん取れるよう頑張る」と意欲。さらに、「ファッションに興味があるので、将来は服飾店など自営業の仕事をしたい」と若者らしい夢も披露した。[br][br] 八戸漁業指導協会によると、2021年度は同港関係で実習生41人が漁業に従事している。館鼻岸壁のごみを拾い歩くインドネシア人実習生ら