見開き広告でコロナ政策批判 宝島社、全国紙3紙で

 全国紙3紙の11日付朝刊に掲載された宝島社の企業広告(同社提供)
 全国紙3紙の11日付朝刊に掲載された宝島社の企業広告(同社提供)
出版社の宝島社(東京都)は11日、戦時中に戦う訓練をする子どもたちの写真を背景に「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される。」と政府の新型コロナウイルス対策を批判する見開き2ページの企業広告を、全.....
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出版社の宝島社(東京都)は11日、戦時中に戦う訓練をする子どもたちの写真を背景に「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される。」と政府の新型コロナウイルス対策を批判する見開き2ページの企業広告を、全国紙3紙の朝刊に掲載した。[br][br] 掲載先は日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞の11日付朝刊。「この一年は、いったい何だったのか」「無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか」とし、「今こそ、怒りの声をあげるべきだ」とのメッセージで締めくくっている。[br][br] ツイッターでは「これからこういう声がもっと上がってくるのでしょうね」「もっと政治に対して声を上げるべきなのにその文化があまりになさすぎる」などと共感が集まっている。[br][br] 宝島社は1998年から、社会的なメッセージを前面に出した新聞広告を掲載。今年1月にも、子どもたちが教室の机を掃除する写真を背景に「言われなくても、やってます。」との言葉を添え、「感染拡大は、個人の責任だそうです。」と風刺し話題になった。 全国紙3紙の11日付朝刊に掲載された宝島社の企業広告(同社提供)