米、G7で対中圧力強化/バイデン氏、初外遊へ

【ワシントン共同】サキ米大統領報道官は23日、バイデン大統領が6月に英国とベルギーを訪問すると発表した。1月の就任後、初の外遊。シン大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は、バイデン氏が英国で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)で中国.....
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 【ワシントン共同】サキ米大統領報道官は23日、バイデン大統領が6月に英国とベルギーを訪問すると発表した。1月の就任後、初の外遊。シン大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は、バイデン氏が英国で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)で中国新疆ウイグル自治区の強制労働問題を取り上げ、対中圧力を強化するよう各国に求めると明らかにした。ロイター通信のインタビューに語った。[br][br] 中国は強制労働を否定しており、反発は必至だ。バイデン氏はベルギーで北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席。中国のほか、ロシアもにらみ、同盟の強化を図る見通し。[br][br] バイデン氏は新型コロナウイルスの感染を警戒して外国訪問を控えてきた。英南西部コーンウォールでのG7サミットは6月11~13日、ベルギー・ブリュッセルでのNATO首脳会議は同14日に予定。ブリュッセルでは欧州連合(EU)首脳との会談も行われる。[br][br] シン氏はG7に関し「世界の大問題の解決には、専制国家ではなく、開かれた民主主義的な社会こそが引き続き最適だと示す必要がある」と強調。「中国のような市場経済ではない国に対し、同じ価値観を持つ国々として協調し、明確で具体的な行動を取りたい」と語った。[br][br] G7サミットではほかに、新型コロナを巡る一致した経済対策や、気候変動への具体的な行動などが話し合われるとの見通しを示した。