【クラスター続出】青森市長、本町対象の時短を県に要請へ 連休中想定 

会見で時短要請の内容に言及する小野寺晃彦市長=21日、青森市
会見で時短要請の内容に言及する小野寺晃彦市長=21日、青森市
青森市の小野寺晃彦市長は21日、新型コロナウイルス特措法に基づく市内飲食店の営業時間短縮について、クラスター(感染者集団)が相次いでいる同市本町周辺を対象として大型連休中の実施を想定していると明らかにした。22日に県へ正式要請する。 都道府.....
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 青森市の小野寺晃彦市長は21日、新型コロナウイルス特措法に基づく市内飲食店の営業時間短縮について、クラスター(感染者集団)が相次いでいる同市本町周辺を対象として大型連休中の実施を想定していると明らかにした。22日に県へ正式要請する。[br][br] 都道府県は、飲食店などに営業時間短縮を要請する権限を持つ。小野寺市長は時短要請とそれに伴う協力金支給を県に求める方針を17日に示していた。[br][br] 21日の会見では、繁華街で面的に感染が広がっているとして「一定の営業制限を示すことが店側と利用者にとって必要になってきている」と説明。「クラスターの複数発生を重く受け止めている」と危機感をにじませ、感染の抑え込みに全力を挙げる姿勢を示した。[br][br] 4月以降、市内では計8件の飲食店クラスターが発生。このうち7件が本町周辺のバーや接待を伴う飲食店だ。本町周辺の感染状況について、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「感染拡大のスピードに調査が追いつかないまま、(感染が)広がる格好になっている」と指摘し、市民に感染対策の徹底と警戒を呼び掛けた。会見で時短要請の内容に言及する小野寺晃彦市長=21日、青森市