中学生をはねて死亡させた男に禁錮3年求刑

1月、おいらせ町で男子中学生をトラックではねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われた、三沢市南山4丁目、会社員の被告男(44)の初公判が19日、青森地裁八戸支部(細包寛敏裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。.....
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 1月、おいらせ町で男子中学生をトラックではねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われた、三沢市南山4丁目、会社員の被告男(44)の初公判が19日、青森地裁八戸支部(細包寛敏裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は禁錮3年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は5月10日。[br][br] 冒頭陳述で検察側は、被告が交差点の手前で信号が青から黄に変化したのを見落とし、赤信号で交差点に進入したと指摘。[br][br] 一方、被告は黄信号に気付いたが路面が凍結しており、スリップする危険があったためスピードを落とさなかったと証言した。[br][br] 論告で検察側は「過失は極めて重大。職業運転手としての自覚や交通安全への意識が乏しい」などと指摘。弁護側は被告の勤務時間が12時間以上に及んだことに触れ、「会社の勤務管理にも問題があった」などとして情状酌量を求めた。[br][br] 起訴状によると、被告は1月22日午後6時5分ごろ、同町上久保の県道交差点で、横断歩道を渡っていた同市の男子中学生=当時(14)=をはねて死亡させたとしている。