市立小中17校に災害対応自販機設置 八戸市と大塚製薬

災害対応型自動販売機を設置した関係者ら
災害対応型自動販売機を設置した関係者ら
八戸市と大塚製薬仙台支店は12日から16日にかけ、昨年締結した包括連携協定に基づき、市立小中17校に災害対応型自動販売機の設置を進めている。東北6県内での学校設置は同市が初。防災や熱中症対策に役立てるほか、売り上げの一部は子どもたちのスポー.....
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 八戸市と大塚製薬仙台支店は12日から16日にかけ、昨年締結した包括連携協定に基づき、市立小中17校に災害対応型自動販売機の設置を進めている。東北6県内での学校設置は同市が初。防災や熱中症対策に役立てるほか、売り上げの一部は子どもたちのスポーツ活動に還元する。[br][br] 協定は、両者が市民の健康増進とスポーツ振興、防災などについて連携を図る。提供商品は、スポーツ飲料や経口補水液、栄養調整食品など。避難所開設時の非常食として活用できるよう、停電時にも商品が取り出せる。「スクールタイマー」設定により、平日の購入可能時間は基本的に午後6~10時。設置校は市が学校に聞き取り調査を行い決定した。[br][br] 13日、市立白山台中(小笠原徹校長)の体育館付近の非常口に販売機が設置され、職員らが非常時の利用法などを確認した。小笠原校長は「避難所運営の備えの一つとしながら、暑さ対策などへの柔軟な活用を検討したい」と話した。 白山台中以外に災害対応型自動販売機を設置した学校は次の通り。[br][br] ▽小学校=長者、江陽、湊、鮫、田面木、三条、西園 ▽中学校=八戸一、八戸二、長者、根城、下長、北稜、大館、八戸東、中沢災害対応型自動販売機を設置した関係者ら