六ケ所沖貨物船沈没事故 乗組員の法定相続人、漁船側の富丸秋山漁業を提訴

昨年2月、六ケ所村の沖合でベリーズ船籍の貨物船と漁船が衝突、貨物船が沈没し、13人が行方不明になった事故で、貨物船の乗組員の法定相続人が、漁船を所有する富丸秋山漁業(八戸市)に対し、約2億6千万円の損害賠償を求める訴訟を青森地裁八戸支部に起.....
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 昨年2月、六ケ所村の沖合でベリーズ船籍の貨物船と漁船が衝突、貨物船が沈没し、13人が行方不明になった事故で、貨物船の乗組員の法定相続人が、漁船を所有する富丸秋山漁業(八戸市)に対し、約2億6千万円の損害賠償を求める訴訟を青森地裁八戸支部に起こしたことが12日、分かった。[br][br] 訴状によると、事故は漁船乗務員の見張り義務違反などが原因で発生したとしている。[br][br] 事故では、貨物船の乗組員14人のうち13人が現在も行方不明となっている。漁船の男性漁労長は、業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたが昨年12月、不起訴処分となった。