給油所でバイオ燃料を販売 ユーグレナ、11日までの期間限定

 バイオ燃料を給油するユーグレナの出雲充社長(右)=9日午前、東京都葛飾区
 バイオ燃料を給油するユーグレナの出雲充社長(右)=9日午前、東京都葛飾区
バイオベンチャー企業のユーグレナは9日、藻類のミドリムシと使用済みの食用油から作ったバイオディーゼル燃料の販売を、東京都葛飾区の給油所で始めた。11日までの期間限定。 バイオディーゼル燃料は通常の軽油に、ミドリムシと廃油を原料に横浜市の工場.....
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 バイオベンチャー企業のユーグレナは9日、藻類のミドリムシと使用済みの食用油から作ったバイオディーゼル燃料の販売を、東京都葛飾区の給油所で始めた。11日までの期間限定。[br][br] バイオディーゼル燃料は通常の軽油に、ミドリムシと廃油を原料に横浜市の工場で作った燃料を10%含む。製造過程で出る二酸化炭素(CO2)は化石燃料より少ないという。品質は軽油と同等で、通常の軽油と同じ価格で販売。バイオハイオク燃料も販売する。[br][br] 出雲充社長は発表会で「車を買い替える必要のないバイオ燃料を多くの方に使ってもらい、地球のことを考えるきっかけにしてほしい」と話した。現状ではバイオディーゼル燃料1リットル当たり千円程度のコストがかかっているが、出雲氏は2025年までに大量生産を実現し、コストを引き下げたいと説明した。[br][br] ユーグレナがバイオ燃料を一般向けに販売するのは初めてで、これまではバスなど商用車に供給していた。 バイオ燃料を給油するユーグレナの出雲充社長(右)=9日午前、東京都葛飾区