【新型コロナ】上十三管内クラスターは趣味の場通じ 関連含め9人感染

青森県などは7日、県内で11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では上十三7人、青森市2人、八戸市と弘前が各1人で、調査中を除き、いずれも軽症か無症状。上十三管内では趣味の場を通じて5人、関連も含めると計9人が感染し.....
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 青森県などは7日、県内で11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では上十三7人、青森市2人、八戸市と弘前が各1人で、調査中を除き、いずれも軽症か無症状。上十三管内では趣味の場を通じて5人、関連も含めると計9人が感染したため、県は新たなクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。県内の累計感染者数は1119人。[br][br] 上十三管内で感染が確認されたのは、感染経路不明の40代男性1人と、50代男性1人、70代女性2人と80代以上の男女3人。うち70代女性2人と80代以上の女性1人は、3日感染判明の70代女性と定期的に同管内で、屋内での趣味の場を共有していた。[br][br] 50代男性は、この女性の知人で既に感染が明らかになっている50代女性の同居人。80代以上の男女2人は男性の職場関係者。関連で検査を終えたのは陽性者を含め十数人で、対象者は今後も増える見通しだ。[br][br] また、八戸市の30代女性は、クラスターが発生した八戸市の教育保育施設の職場関係者。一連の感染者は計22人に拡大した。[br][br] 市保健所によると、一度陰性が確認されたが、健康観察中に声のかすれなどの症状が出て再検査した。濃厚接触者は同居人など数人で結果は今後分かる。[br][br] このほかにも、既に判明しているクラスター関連の感染者が相次いだ。弘前管内の20代女性は、青森市の障害者施設の職場関係者。これまで感染者が出ていた2施設以外の施設に所属しており、市保健所は接触者の特定を急いでいる。[br][br] 青森市の50代女性は、同市にある接待を伴う飲食店の利用者または従業員の20代男性と同居していた。同市の60代女性の感染経路などは調査中。