【新型コロナ】青森県内で8人感染 クラスターの施設は新規なし

青森県は1日、県内で8人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では青森市5人、上十三、東地方、五所川原が各1人。全員が軽症か無症状。大規模なクラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設では新たな感染は確認されなか.....
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 青森県は1日、県内で8人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では青森市5人、上十三、東地方、五所川原が各1人。全員が軽症か無症状。大規模なクラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設では新たな感染は確認されなかった。県内の感染者は累計1039人。[br][br] 障害者施設については、青森市保健所が関係者の検査を進めている。運営する社会福祉法人「ゆきわり会」は複数の事業所を抱え、施設間を行き来していた職員もいるため、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「検査対象が100人以上になることもありうる」との見方を示した。[br][br] 感染した利用者については「入院ではなく施設内での療養を考えている」と説明。市保健所と相談し、2日にも方向性を決める。[br][br] 東地方管内で感染が確認された80代以上女性は、クラスターが発生した同管内の高齢者向け施設に関連。3月25日の検査で陰性だったが、健康観察期間中に症状が出たため再度検査を行った。この高齢者向け施設を含む青森市内の不動産事業所に関連したクラスターの規模は、県外関係を合わせて計25人となった。[br][br] 青森市で感染が判明した5人のうち、20代男女と40代女性の計3人は感染経路不明。30代男性はこれまでに感染が分かった同市の20代女性の知人。[br][br] 残る20代男性は、感染が判明している同市の20代男性の知人。五所川原管内の30代男性も、この20代男性の知人で接触者として検査を受けた。上十三管内の40代女性は、同管内で感染が判明した30代男性の職場関係者。[br][br] また、青森県警は1日、青森署地域課の八甲田交番に勤務する20代男性警察官が感染したと発表した。感染が判明している20代男性警察官の濃厚接触者として検査を受けた。一般市民9人と接触があったという。[br][br] 県も同日、県庁で3月29日まで勤務していた30代男性研修生の感染を発表。出先機関も含む知事部局での感染確認は初。県民と接触する業務には従事していなかった。