青森県南8機関に是正勧告 障害者雇用率未達成で

青森労働局は31日、県内の市町村など公的機関で、2019年6月1日現在で障害者の法定雇用率を達成できず、20年12月31日までに是正されなかった、むつ市やおいらせ町など16機関に対し、積極的な障害者雇用を促す適正実施勧告を行ったと発表した。.....
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 青森労働局は31日、県内の市町村など公的機関で、2019年6月1日現在で障害者の法定雇用率を達成できず、20年12月31日までに是正されなかった、むつ市やおいらせ町など16機関に対し、積極的な障害者雇用を促す適正実施勧告を行ったと発表した。勧告は30日付。[br][br] 障害者雇用促進法は、国や地方公共団体に対し、法定雇用率2・5%以上の障害者の雇用を義務付けている。法定雇用率を満たせなかった場合は、是正に向けた障害者採用計画を作成する必要がある。[br][br] 勧告を受けたうち、県南関係は、むつ市、野辺地町、六戸町、六ケ所村、おいらせ町、東通村、五戸町、十和田市民病院の8機関。[br][br] 19年6月1日現在の雇用率は、おいらせ町が1・59%、野辺地町1・47%、五戸町1・39%、むつ市1・24%、六ケ所村0・75%、東通村0・69%、六戸町0・00%、十和田市民病院1・48%。計画履行の期限だった20年12月31日までに改善が見られなかったため、勧告を受けた。[br][br] 青森労働局は「どの自治体も障害者雇用への努力はしているが、難しいのが現状」とした上で、「募集し続けることに加え、業務内容を工夫することなども必要」との見方を示した。