十和田湖消防署の新庁舎完成 新たに訓練塔も

テープカットをして十和田湖消防署の完成を祝う関係者
テープカットをして十和田湖消防署の完成を祝う関係者
新築移転した十和田湖消防署の落成式が25日、十和田市奥瀬の現地で行われた。小山田久市長や消防、工事関係者約40人が出席し、消防業務や防災拠点となる施設の完成を祝った。来月1日から運用がスタートする。 建設から約50年経過した旧庁舎は老朽化が.....
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 新築移転した十和田湖消防署の落成式が25日、十和田市奥瀬の現地で行われた。小山田久市長や消防、工事関係者約40人が出席し、消防業務や防災拠点となる施設の完成を祝った。来月1日から運用がスタートする。[br][br] 建設から約50年経過した旧庁舎は老朽化が進み、耐震性能も不足していたため、大地震での倒壊が懸念されていた。[br][br] 新庁舎は国道102号沿いで、旧庁舎から西に約700メートル移転。約9倍となる8517平方メートルの敷地面積を確保した。鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は以前の約2倍となる861平方メートル。事務室や会議室、消防車両5台が収納できる車庫、女性職員専用の仮眠室を備える。[br][br] 新たに訓練塔を設置。鉄骨造り4階建てで、延べ床面積126平方メートル。庁舎と連携した多目的訓練が可能となった。[br][br] 落成式では、小山田市長が「新庁舎が市の防災拠点として、将来にわたって地域の暮らしの安全と安心を担う重要な役割を果たすことを期待する」とあいさつした。 閉式後は関係者に向けた内覧会が行われた。テープカットをして十和田湖消防署の完成を祝う関係者