【ワクチン接種】集団5月7日開始へ 十和田市が会場で模擬訓練

十和田市によるワクチン集団接種の模擬訓練=29日、同市
十和田市によるワクチン集団接種の模擬訓練=29日、同市
65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種で、十和田市は29日、集団接種を5月7日から始めることを明らかにした。個別接種と併用し、市内6会場で順次実施する。 市による高齢者(対象約2万300人)のワクチン接種は4月19日の週にス.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種で、十和田市は29日、集団接種を5月7日から始めることを明らかにした。個別接種と併用し、市内6会場で順次実施する。[br][br] 市による高齢者(対象約2万300人)のワクチン接種は4月19日の週にスタート。第1弾は個別接種で、高齢者施設の入所者(最大約650人)に対し、優先的に行う。集団接種の開始は5月の大型連休後となる。[br][br] 集団接種の実施へ向け、29日は会場の一つになっている市総合体育センターで、市の模擬訓練が行われた。職員や市民ボランティア84人が参加。市内の医療従事者や周辺自治体の職員も見学に訪れた。[br][br] 参加者は、受け付けから接種後の健康観察までの一連の流れや、体調不良を訴えた人への対応などを確認した。講評で小山田久市長は「本番は予期せぬこともあるだろう。模擬訓練を基に、よりスムーズな接種体制に向けて検討を重ねる必要がある」と述べた。[br][br] 市立中央病院の髙橋道長院長は取材に「健康観察の場所を医師がいる接種会場と同じにしたり、血圧・体温測定を事前に自宅で済ませてもらったりするなど、円滑な運営に向けて改善できる点はありそうだ」と話した。十和田市によるワクチン集団接種の模擬訓練=29日、同市