南部バスが「バスロケ」導入 スマホで運行状況をリアルタイム把握

南部バスが導入したバスロケーションシステム
南部バスが導入したバスロケーションシステム
岩手県北自動車(盛岡市)は「南部バス」の路線バスにバスロケーションシステム(バスロケ)を導入し、29日にサービスを開始した。利用客がスマートフォンなどでバスの現在地や停留所への到着予測時刻、渋滞による遅延情報といったリアルタイムの運行状況を.....
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 岩手県北自動車(盛岡市)は「南部バス」の路線バスにバスロケーションシステム(バスロケ)を導入し、29日にサービスを開始した。利用客がスマートフォンなどでバスの現在地や停留所への到着予測時刻、渋滞による遅延情報といったリアルタイムの運行状況を把握できるようになり、利便性の向上が期待される。[br][br] スマホやパソコンで南部バスのホームページ内にあるバスロケ専用サイトにアクセスし、停留所名を入力して「バス接近情報」をクリックすれば、到着予測時刻などが分かる仕組み。[br][br] 停留所名が不明でも、地図から停留所のアイコンを選択すれば到着予測時刻などが示される。対象のバスが運行している位置を地図上で確認し、遅延情報などを把握することも可能だ。[br][br] バスロケのサービスは、岩手県北自動車南部支社(八戸市)、同社が属する「みちのりホールディングス」(東京)、システムを開発した両備システムズ(岡山市)の3者共同の取り組みとして提供を開始した。[br][br] 南部支社が青森県内で運行する高速バスやコミュニティーバス(臨時バスなどは除く)についても、バスロケを順次導入する予定。[br][br] 南部支社の高橋学支社長は取材に「新たなサービスでお客さまの利用を増やしたい。バスロケで得られる運行実績データを分析し、さらなるサービス向上にもつなげていく」と話した。南部バスが導入したバスロケーションシステム