Q 自分に合ったプランが見つかりました。携帯会社を変えた後も電話番号はそのまま使いたいのですが。[br][br] A 番号ポータビリティー(持ち運び)制度で手続きすれば番号を引き継げます。現在契約している携帯会社に申請して予約番号を取得し、乗り換え先の会社に伝えます。[br][br] Q 端末も使い続ける予定です。[br][br] A 大手3社で購入した端末は、他社の通信回線が使えなくなる「SIMロック」がかかっている可能性があります。乗り換える前に店舗やオンラインで解除の手続きをしましょう。[br][br] Q 端末を買い替えたい場合の注意点は。[br][br] A 日本ではiPhone(アイフォーン)が約5割のシェアを占め、人気ですが、新型モデルは比較的高価です。また高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムを利用するには5G対応の端末が必要なので、どういう使い方をしたいかを考えて検討します。[br][br] Q 乗り換えは手数料がかさむ印象です。[br][br] A 手数料も引き下げが進んでいます。番号ポータビリティーはこれまで3千円(税別)がかかりましたが、4月以降はオンライン手続きなら無料になります。大手3社は電話や店頭での手続きも無料にします。[br][br] Q 他の手数料は。[br][br] A KDDIとソフトバンクは自社ブランド間の移行なら、契約事務手数料や契約解除料を無料にします。例えばKDDIは「au」「UQモバイル」「povo(ポヴォ)」の間の移行で無料となり、柔軟に乗り換えしやすくなります。携帯各社は値下げだけでなく、割引の仕組みや乗り換え手続きも分かりやすくしようとしています。