八戸水産高の実習船「青森丸」帰港

実習の様子を報告する川口吟詩さん(中央)
実習の様子を報告する川口吟詩さん(中央)
青森県立八戸水産高(福嶋信校長)の実習船「青森丸」(660トン)が太平洋での67日間のマグロはえ縄漁を終えて19日、八戸港に戻った。生徒は同港の館鼻岸壁で開かれた帰港式に臨み、長期航海を経験し、たくましく成長した姿を披露した。 福嶋校長が「.....
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 青森県立八戸水産高(福嶋信校長)の実習船「青森丸」(660トン)が太平洋での67日間のマグロはえ縄漁を終えて19日、八戸港に戻った。生徒は同港の館鼻岸壁で開かれた帰港式に臨み、長期航海を経験し、たくましく成長した姿を披露した。[br][br] 福嶋校長が「航海、操業を通じ海の大きさ、力強さ、豊かさを感じることができたと思う」とあいさつ。生徒会副会長の金屋大陸(りく)さん(17)=水産工学科2年=もねぎらいの言葉を述べた。[br][br] 実習生代表で生徒会長の川口吟詩(ぎんじ)さん(17)=海洋生産科2年=は「専攻科の先輩の指導や仲間との作業を通じ成長できたと実感している」と感想。また、閉会後の取材に対し「教科書で見た計器類を実際に操作することで、理解がより深まった。専攻科への進学を希望しており、今度は自分が後輩に優しく指導したい」と語った。[br][br] 今回は海洋生産科2年の34人、専攻科漁業・機関両科1年の18人、乗組員、指導教官の計74人が乗船。米国ハワイ南西海域で20回にわたり操業した。漁獲したマグロ21トンは22日、神奈川県の三崎港に水揚げした。実習の様子を報告する川口吟詩さん(中央)