八戸市は22日、2021年度の人事異動(4月1日付)を発表した。異動者数は前年度より106人少ない777人。まちづくり文化スポーツ部長に前田晃同部次長兼まちづくり文化推進室長、議会事務局長に田中一美総務部次長兼人事課長がそれぞれ昇任する。[br][br] 幹部職員では、部長級に2人、次長級に9人、課長級に21人が昇任する。市民病院の医療職を除く班長級以上の女性職員は前年度に比べ1人減の156人となる。31日付の部長級の退職者は2人。[br][br] 機構改革では、まちづくり文化スポーツ部を再編。新たに美術館が完成することに伴い、まちづくり文化推進室から文化推進グループと八戸ブックセンターを分離し、文化創造推進課を新設する。まちづくり文化推進室はまちづくり推進課に名称変更する。[br][br] 新美術館建設推進室は美術館に変更。23年に特別国体冬季大会スケート・アイスホッケー競技会が開催される予定であるのを踏まえ、国体室を設置する。[br][br] 東日本大震災に関する復興計画の終了に合わせ、政策推進課内の震災復興推進室は廃止。[br][br] こども未来課は幼児教育・保育の無償化制度などに伴い業務が複雑化、膨らんでいるのを受け、2グループ体制から3グループ体制とする。[br][br] 小林眞市長は22日の定例会見で、「コロナ禍の新たな課題などの解決に向けた各種施策を推進するため、職員の能力を最大限に生かす配置に努めた」と強調した。