「図書館を使った調べる学習コン」全国大会 八戸の小学生2人入賞

表彰状を手にする土橋侑真君(左から2人目)と石羽根花穂さん(同3人目)
表彰状を手にする土橋侑真君(左から2人目)と石羽根花穂さん(同3人目)
図書館財団が主催する本年度の「図書館を使った調べる学習コンクール」全国大会で、八戸市立吹上小6年の土橋侑真君(12)が優良賞に、市立白銀南小5年の石羽根花穂さん(11)が奨励賞に輝いた。2人は9日、市庁に八戸市教委の伊藤博章教育長を訪ねて喜.....
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 図書館財団が主催する本年度の「図書館を使った調べる学習コンクール」全国大会で、八戸市立吹上小6年の土橋侑真君(12)が優良賞に、市立白銀南小5年の石羽根花穂さん(11)が奨励賞に輝いた。2人は9日、市庁に八戸市教委の伊藤博章教育長を訪ねて喜びを報告した。[br][br] 本年度は全国から6万3538作品の応募があり、文部科学大臣賞などのほか、104作品が優良賞に、193作品が奨励賞に選ばれた。[br][br] 土橋君は「ようこそ えんぶりの世界へ」というテーマで、八戸えんぶりの起源や歴史、舞いの意味などを調べた。市立図書館の古い文献なども読み、丁寧にまとめた。過去に同コンクールで「観光庁長官賞」を受賞した経験がある土橋君は、「受賞はうれしいが少し悔しかった。東京の審査員の人に、八戸えんぶりについて知ってもらえて良かった」と話した。[br][br] 石羽根さんは「祈りは続くよいつまでも~そんきょ土偶について~」というテーマで、合掌土偶などについて調査。市立図書館だけでなく、弘前大学などにも出向いて資料を集め、似たような土偶がないか、ポーズが何を意味しているのかを探った。「合掌土偶は珍しく、八戸に土偶を作る高い技術があったのでは、と自分なりにまとめることができた」と振り返った。[br][br] 伊藤教育長は2人の作品について「たくさんの資料を調べ上げていて、初めて知ることもあった。きちんと整理されていて、説得力がある」とたたえた。表彰状を手にする土橋侑真君(左から2人目)と石羽根花穂さん(同3人目)