保険金水増し請求詐欺、男が起訴内容認める/地裁八戸

知人の経営する整骨院で通院日数を水増しし、自動車保険金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた八戸市沼館2丁目、無職の男(31)の初公判が10日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)であり、罪状認否で同被告は起訴内容を認めた。検察側は次回以降、.....
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 知人の経営する整骨院で通院日数を水増しし、自動車保険金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた八戸市沼館2丁目、無職の男(31)の初公判が10日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)であり、罪状認否で同被告は起訴内容を認めた。検察側は次回以降、追起訴を予定していることを明らかにした。[br][br] 冒頭陳述で検察側は、整骨院を経営する同市売市3丁目、柔道整復師の男(32)=同罪などで起訴済み=と共謀し、交通事故でけがをした際、通院日数を水増ししたと主張。[br][br] 事件当時、金に困っており、柔道整復師の男に「どこでもやっていることだ」などと持ち掛けられ、だまし取った金は借金の返済などに充てたと指摘した。[br][br] 起訴内容によると、無職の男は2018年6月4日ごろから同8月2日ごろまでの間、柔道整復師の男の経営する整骨院で施術を受けた際、通院日数を、少なくとも9日間水増しし、損害保険会社に施術費用や慰謝料など約115万円を請求し、だまし取ったとしている。