被告の男、起訴内容認める/久慈自宅放火初公判

昨年7月、自宅に放火したとして、現住建造物等放火の罪に問われた、久慈市大川目町第14地割、無職男の被告(26)の裁判員裁判の初公判が8日、盛岡地裁(加藤亮裁判長)であった。罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。量刑が争点と.....
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 昨年7月、自宅に放火したとして、現住建造物等放火の罪に問われた、久慈市大川目町第14地割、無職男の被告(26)の裁判員裁判の初公判が8日、盛岡地裁(加藤亮裁判長)であった。罪状認否で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。量刑が争点となる。[br][br] 冒頭陳述で検察側は、被告が事件の1週間前に現場で使用した多目的ライターを購入したことなどを明らかにし、「犯行は計画的で、結果も重大」と指摘。弁護側は、被告の発達障害が事件に大きく影響しているとし、「計画性のない衝動的な犯行だ」と反論した。[br][br] 起訴内容によると、被告は家族と同居する自宅に放火しようと考え、昨年7月17日午前8時40分ごろから同9時10分ごろまでの間、寝室の床に置かれていた段ボール箱内の紙くずなどに多目的ライターで点火して火を放ち、自宅を全焼させたとしている。