三沢の震災記録 市役所本館でパネル展

六川目地区の被害状況を記録した写真を見る一戸実会長
六川目地区の被害状況を記録した写真を見る一戸実会長
三沢市は8日、市役所本館1階ロビーで東日本大震災の記録展示を始めた。当時の市内の様子を収めた写真の紹介を通じて、甚大な被害をもたらした震災の記憶を風化させないよう市民に呼び掛けるとともに、日頃から高い防災意識を持つことの大切さを訴える。12.....
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 三沢市は8日、市役所本館1階ロビーで東日本大震災の記録展示を始めた。当時の市内の様子を収めた写真の紹介を通じて、甚大な被害をもたらした震災の記憶を風化させないよう市民に呼び掛けるとともに、日頃から高い防災意識を持つことの大切さを訴える。12日まで。[br][br] 市が保存する写真のほか、六川目自主防災会の一戸実会長所有の写真計69点を展示し、沿岸部の家屋や施設が損壊した様子や施設の復旧状況を伝えている。さらに、1983年3月発行の三陸津波50周年誌に掲載された写真や体験者の証言なども紹介している。[br][br] 8日に市役所を訪れた一戸会長は、展示の意義の大きさを強調。「地域の子どもたちに津波の恐ろしさ、当時あったことを伝え続けたい」と話した。[br][br] 市役所の開庁時間午前8時15分~午後5時に観覧可能。六川目地区の被害状況を記録した写真を見る一戸実会長