むつ市の鎌田副市長、今季限りで勇退へ 当面は1副市長体制に

むつ市の鎌田光治副市長(68)が、本年度末の任期満了をもって勇退することが5日、分かった。市は後任を当面置かず、1人体制とする方針。 市は3年前、対外業務が多かった宮下宗一郎市長を補佐するため、副市長2人体制とした。当面1人体制にする理由に.....
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 むつ市の鎌田光治副市長(68)が、本年度末の任期満了をもって勇退することが5日、分かった。市は後任を当面置かず、1人体制とする方針。[br][br] 市は3年前、対外業務が多かった宮下宗一郎市長を補佐するため、副市長2人体制とした。当面1人体制にする理由について、新型コロナウイルス禍で市長の出張やイベントが制限される現状を踏まえた。状況が変化すれば、年度途中で人事の提案を行うこともあるという。[br][br] 鎌田氏は弘前市生まれ。中央大卒。資源エネルギー庁核燃料サイクル産業立地対策室長、四国経済産業局産業部長などを務め、2017年4月に就任した。取材に対し、「議会からいただいた任期が終わったため」と勇退理由を明かした。[br][br] 鎌田氏は今後、市行政顧問として市政へのアドバイザーを務める。宮下市長は「この4年間、一心同体でいろいろなことに当たってきた。今後は温かく市政を見ていただきたい」とねぎらった。