19年県産米の輸出過去最高/青森県議会一般質問

青森県議会は5日、一般質問を続行し、4議員が登壇した。県産米の輸出量について、秋田佳紀観光国際戦略局長は「日本食ブームを背景に輸出量が年々増加し、2019年産は1308トンで過去最高だった」と明らかにした。20年産も輸出用米の契約数量が既に.....
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 青森県議会は5日、一般質問を続行し、4議員が登壇した。県産米の輸出量について、秋田佳紀観光国際戦略局長は「日本食ブームを背景に輸出量が年々増加し、2019年産は1308トンで過去最高だった」と明らかにした。20年産も輸出用米の契約数量が既に19年産を上回り、「順調な伸びを見せている」との認識を示した。[br][br] 大崎光明議員(自民)の質問に答えた。[br][br] 県産米は主力品種「まっしぐら」を中心に、主に香港やオーストラリア、シンガポールに輸出。輸出量は17年産699トン、18年産906トンと右肩上がりとなっていた。[br][br] 県産農林水産物の輸出状況をみると、20年1月以降は新型コロナウイルスの影響で飲食店向けの業務需要が減少した一方、家庭消費向けの販売は好調という。[br][br] 秋田局長は「食味が良く、値頃感のあるまっしぐらは業務用として評価されている」と説明した上で、「輸出用米は業務用を主体としながらも、“巣ごもり需要”を見据えて家庭向けの小売り用もPRし、安定的な輸出拡大に取り組みたい」と述べた。