「倉石温泉」早期再開を 地元住民、五戸町長に請願書と署名提出

若宮佳一町長(右)に請願書と地域住民の署名を提出する岩井敬治会長=2日、五戸町役場
若宮佳一町長(右)に請願書と地域住民の署名を提出する岩井敬治会長=2日、五戸町役場
ボイラーの故障で昨年12月から温泉施設を休業している五戸町倉石又重の倉石温泉を巡り、倉石地区連合自治会(岩井敬治会長)は2日、早期再開や今後の営業継続を求める請願書と地域住民の署名を若宮佳一町長に提出した。 自治会は請願書で、旧五戸町と旧倉.....
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ボイラーの故障で昨年12月から温泉施設を休業している五戸町倉石又重の倉石温泉を巡り、倉石地区連合自治会(岩井敬治会長)は2日、早期再開や今後の営業継続を求める請願書と地域住民の署名を若宮佳一町長に提出した。[br][br] 自治会は請願書で、旧五戸町と旧倉石村の合併協議で同温泉の事業継続が約束されていた中、耐用年数に応じた対策が実施されず、休業は定期的な改修や更新が先延ばしされてきたことが原因だ―と主張。現在も地域コミュニティーの場になっているなどとして、早急な設備復旧と温泉事業の継続を求めている。[br][br] 請願書と署名は、倉石地区を地盤とする町議3人との連名。同会によると、署名は地区内の各自治会に加入する736世帯のうち、609世帯から集まった。[br][br] 同日は、岩井会長と柏田匡智町議が町役場を訪問。請願書と署名を受け取った若宮町長は、本年度内に町としての結論を出す考えを示した。同日は三浦專治郎町議会議長宛てにも請願書を提出した。[br][br] 岩井会長は取材に「地域住民からは一日も早い営業再開を望む声が上がっている。倉石地区に町の施設を残してほしい」と話した。若宮佳一町長(右)に請願書と地域住民の署名を提出する岩井敬治会長=2日、五戸町役場