固定資産税707万円免除漏れ/九戸村

九戸村は1日、村工場設置奨励条例に基づき本来は免除対象となる工場などの固定資産税について、免除漏れとする事務処理ミスがあったと明らかにした。誤った処理は2019年度分で見つかり、1社に対し、707万4300円を免除していなかった。還付加算金.....
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 九戸村は1日、村工場設置奨励条例に基づき本来は免除対象となる工場などの固定資産税について、免除漏れとする事務処理ミスがあったと明らかにした。誤った処理は2019年度分で見つかり、1社に対し、707万4300円を免除していなかった。還付加算金14万1100円を加えて返還する見通し。[br][br] 村によると、同村の食肉加工業「阿部悦三商店」から増設した工場と付帯設備、償却資産一式の課税免除申請書が19年3月に提出されていたにも関わらず、本来納める必要がなかった固定資産税を誤って徴収していた。当時の村税務会計課の担当者が処理済みと勘違いしていた。[br][br] 今年2月、同課職員が21年度に向けた賦課業務を行っている中で、申請書を見つけミスが発覚した。村は同社に経緯を説明。4月上旬までに還付する。[br][br] 同課の大向一司課長は「職員が意識をしっかり持ち、今後このようなことがないようにする」と陳謝した。