【センバツ】八戸西ナインが八高支訪問 交流に感謝、活躍誓う

八戸高等支援学校の生徒(左)から記念のリサイクルボール入りバッグを受け取る八戸西ナイン(右)=1日、八戸高等支援学校
八戸高等支援学校の生徒(左)から記念のリサイクルボール入りバッグを受け取る八戸西ナイン(右)=1日、八戸高等支援学校
第93回選抜高校野球大会(19日から13日間・甲子園)に出場する八戸西ナインが1日、八戸高等支援学校(八高支、大崎光幸校長)を訪ね、同校との交流が評価されて21世紀枠で選出されたことへの感謝を伝えるとともに、本番での活躍を誓った。 両校は2.....
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 第93回選抜高校野球大会(19日から13日間・甲子園)に出場する八戸西ナインが1日、八戸高等支援学校(八高支、大崎光幸校長)を訪ね、同校との交流が評価されて21世紀枠で選出されたことへの感謝を伝えるとともに、本番での活躍を誓った。[br][br] 両校は2019年春から、練習で傷んだボールを八高支の生徒たちが修繕する「リサイクルボール」活動などを通じて交流を続けている。1月29日に行われた選抜大会の出場校選考委員会では、子どもが障害の有無にかかわらず一緒に学ぶ教育「インクルーシブ教育」に取り組んでいる―として、青森県勢として初めて21世紀枠で選出された。[br][br] 1日は八戸西の宮﨑一綺主将ら2年生6人が八高支を訪問。ボール修繕をする「リサイクル班」の授業では、宮﨑主将が「みなさんの思いを背負って戦い、勝利することで恩返しする」と決意を述べた。[br][br] これに対し、八高支1年の千葉遥斗(はると)さん(16)は「修繕したボール使ってくれて感謝している。決勝まで勝ち進んでほしい」とエール。同校が空き缶リサイクルの益金で購入したボールバッグに“新品”のリサイクルボールを入れてプレゼントし、受け取った八戸西の相前雄一朗副主将は「ボールは甲子園の室内練習で使う。一球一球大切に使っていく」と力を込めた。八戸高等支援学校の生徒(左)から記念のリサイクルボール入りバッグを受け取る八戸西ナイン(右)=1日、八戸高等支援学校