昔の生活道具学ぶ 火のしやてんびん棒を体験/十和田市「移動郷土館」

てんびん棒を担いで昔の水運びも体験
てんびん棒を担いで昔の水運びも体験
十和田市郷土館で収蔵する昔の生活道具を小学校に持ち込み、児童に昔の暮らしを伝える授業「移動郷土館」が9日、市立三本木小(江渡準悦(のりよし)校長)で開かれた。3年生82人が、一昔前には日常だった水運びや、炭火の熱を利用したアイロンがけなどを.....
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 十和田市郷土館で収蔵する昔の生活道具を小学校に持ち込み、児童に昔の暮らしを伝える授業「移動郷土館」が9日、市立三本木小(江渡準悦(のりよし)校長)で開かれた。3年生82人が、一昔前には日常だった水運びや、炭火の熱を利用したアイロンがけなどを体験し、生活と道具の変遷を学んだ。[br][br] 市教委が主催し、今年で12年目。市内小学校が対象で、本年度は1月から3月まで計13校で実施する予定。[br][br] この日は、市職員が約100年前の衣服や古い電話機、あんどんを紹介した後、児童が実際に道具に触って当時の暮らしを体験。水運びに使うおけをつるしたてんびん棒を担いだり、炭火アイロンや火のしでハンカチのしわを伸ばしたりした。見る機会の少なくなった生活道具の使い方に理解を深めながら、現在と昔の生活の違いを学んでいた。[br][br] 河野世渚(せな)君(9)は「水運びの道具は重く、昔は大変だったと知った。(祖父母に)昔の話を聞いてみたくなった」と振り返った。てんびん棒を担いで昔の水運びも体験