3年生が課題研究の成果を発表/八戸水産高

年間を通じて取り組んだ課題研究の成果を報告した発表会
年間を通じて取り組んだ課題研究の成果を報告した発表会
青森県立八戸水産高(福嶋信校長)で3日、3年生が取り組む課題研究の校内発表会が行われ、各科の代表計6チームが、研究の成果を報告した。最優秀賞には海洋水産科代表チームの「階上町緊急アブラメ宣言!!~3密でわかったこと~」が選ばれた。 研究を通.....
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 青森県立八戸水産高(福嶋信校長)で3日、3年生が取り組む課題研究の校内発表会が行われ、各科の代表計6チームが、研究の成果を報告した。最優秀賞には海洋水産科代表チームの「階上町緊急アブラメ宣言!!~3密でわかったこと~」が選ばれた。[br][br] 研究を通して、水産や海洋に関する知識や技術を深め、問題解決能力を育成するのが狙い。各チームがテーマを設定し、1年かけて研究に励んでいる。[br][br] 発表会には、八戸市などの水産関係者ら7人が審査員として出席し、生徒の発表を評価した。[br][br] 最優秀チームは、階上の「町の魚」であるアブラメについて、人工餌の開発や、標識を付けて放流した魚と栽培実習場で飼育した魚の比較などを実施。その結果、アブラメは成長が早い上に水質変化に強く、多数での飼育が可能であることから、「日本初の養殖アブラメ」としてブランド化できる可能性を秘めている―と結論づけた。[br][br] チームの高橋涼さん(17)は、「頑張ってきた成果が認められてうれしい。研究を引き継ぐ後輩には、飼育したアブラメをさばいて、肉づきや味を調べてみてほしい」と話していた。年間を通じて取り組んだ課題研究の成果を報告した発表会