連合青森が春闘討論集会 賃上げ実現へ関係者気勢

頑張ろうを三唱して気勢を上げる参加者=6日、青森市
頑張ろうを三唱して気勢を上げる参加者=6日、青森市
連合青森(塩谷進会長)は6日、青森市で2021年春闘の討論集会を開いた。リモート参加も含め、県内労組の関係者約110人が春闘の方針を確認。新型コロナウイルスの影響で労働者の雇用不安が広がる中、賃金改善と職場環境改善の実現へ気勢を上げた。 連.....
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 連合青森(塩谷進会長)は6日、青森市で2021年春闘の討論集会を開いた。リモート参加も含め、県内労組の関係者約110人が春闘の方針を確認。新型コロナウイルスの影響で労働者の雇用不安が広がる中、賃金改善と職場環境改善の実現へ気勢を上げた。[br][br] 連合青森は春闘方針で、月額1万500円(増加率5・0%)程度の賃上げを掲げるほか、雇用形態間の格差是正や長時間労働の解消などを求めている。[br][br] 集会で塩谷会長は「雇用の維持を大前提に、全ての労働者の処遇を価値に見合った水準に引き上げ、将来的な不安払拭(ふっしょく)と内需拡大につなげる」と賃上げの意義を強調。「今回は容易ならざる闘い。団結して闘っていこう」と呼び掛けた。[br][br] 秋田谷宗孝副事務局長が闘争開始を宣言。出席者全員で頑張ろうを三唱し、勝利に向けて拳を突き上げた。[br][br] このほか、連合本部の大久保暁子労働条件局長が21年春闘方針を説明。日本銀行青森支店の森本喜和支店長が県内の経済状況を解説した。頑張ろうを三唱して気勢を上げる参加者=6日、青森市