外国人技能実習生と聖ウルスラ高生、オンラインで「語学・文化」交流

オンラインで八戸聖ウルスラ学院高の生徒と交流するベトナムの外国人技能実習生
オンラインで八戸聖ウルスラ学院高の生徒と交流するベトナムの外国人技能実習生
外国人技能実習生の受け入れ監理団体「あすなろ人材協同組合」(八戸市)は、実習生の講習の一環として、八戸聖ウルスラ学院高の生徒とオンラインで会話練習するなどの交流に力を入れている。実習生は“生きた”日本語を学べて自信につながる一方、生徒たちは.....
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 外国人技能実習生の受け入れ監理団体「あすなろ人材協同組合」(八戸市)は、実習生の講習の一環として、八戸聖ウルスラ学院高の生徒とオンラインで会話練習するなどの交流に力を入れている。実習生は“生きた”日本語を学べて自信につながる一方、生徒たちは外国文化に理解を深めることができるなど、双方にとってメリットは大きく、同組合では今後も取り組みを進めていく考え。[br][br] 実習生は入国後に約1カ月の日本語講習が義務づけられており、同組合は実習生の日本語教育や、受け入れ企業と実習生をサポートする役割などを担っている。新型コロナウイルスの影響で入国制限されていたベトナム人実習生32人は、昨年12月から今年1月にかけて入国。現在は2週間の隔離期間を終了した16人が、同市にある組合施設で日本語や日本文化を学んでいる。[br][br] 同校との交流は、組合で日本語を教える佐々木美央さんが同校で教員をしていたことがきっかけ。20日は同校国際交流部の部員らとオンラインでつなぎ、「好きな音楽は何ですか」「日本は寒くないですか」などと、互いに質問し合って交流を深めた。[br][br] 十和田市で農業に従事するというブ・ゴック・ソンさん(25)は「日本語は難しいけれど面白い。勉強を頑張りたい」と笑顔を見せた。オンラインで八戸聖ウルスラ学院高の生徒と交流するベトナムの外国人技能実習生