コロナワクチン迅速接種へ対策室/八戸市保健所

八戸市は21日、新型コロナウイルスワクチンが薬事承認された際、市民が速やかに接種できる体制の構築に向けて、市保健所保健予防課内に「新型コロナワクチン対策室」を設置したことを明らかにした。設置は15日付。 21日の市議会民生協議会で報告した。.....
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 八戸市は21日、新型コロナウイルスワクチンが薬事承認された際、市民が速やかに接種できる体制の構築に向けて、市保健所保健予防課内に「新型コロナワクチン対策室」を設置したことを明らかにした。設置は15日付。[br][br] 21日の市議会民生協議会で報告した。市によると、接種対象は全市民約22万6千人。接種費用は無料で、市が発行する「接種券」を使用する。接種開始時期は国の想定に基づき、2月下旬に医療従事者、3月下旬に高齢者、4月以降に基礎疾患がある人や高齢者施設などの従事者、その他の順で接種を開始する。開始時期や接種順位は国の審議会での検討やワクチンの供給状況によって変わる可能性があるという。[br][br] 接種方法などについては今後、集団接種の実施を含めて市医師会と連携して検討を進めていく。接種券の発行や医師派遣に係る委託料、コールセンターの運営などに関する事業費は4億2710万円。[br][br] 佐々木勝弘健康部長は「国や県、他自治体の状況を収集し、市民により多くの情報を発信して、効率的に接種できる体制を整えていきたい」と話している。