食の大切さや町活性化をプレゼン 種市高生が中野中生に地域探究の成果披露/洋野

中野中の生徒に学んだ内容を発表する種市高の生徒
中野中の生徒に学んだ内容を発表する種市高の生徒
岩手県立種市高(松場喜美夫校長)の2年生14人が18日、洋野町立中野中(佐々木英幸校長)で地域探究に関する発表会を開いた。同高の生徒は、町内でさまざまな活性化事業に携わっている大人らから学んだことを、同中の2年生15人に対して分かりやすく説.....
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 岩手県立種市高(松場喜美夫校長)の2年生14人が18日、洋野町立中野中(佐々木英幸校長)で地域探究に関する発表会を開いた。同高の生徒は、町内でさまざまな活性化事業に携わっている大人らから学んだことを、同中の2年生15人に対して分かりやすく説明した。[br][br] 小規模校を対象とした県教委の「高校の魅力化促進事業」の一環。同高の生徒は本年度、「総合的な探究の時間」で町おこしなどに携わっている大人らに、町の魅力や課題などを聞き、理解を深めた。今回は8グループに分かれ、食の大切さと町の活性化について中学生にプレゼンテーションした。[br][br] あるグループは、中国の自然哲学の思想「陰陽五行」と食べ物の関係性を発表し、「イライラが強く出るときは、ホウレンソウなど緑の食べ物を食べると良い」と説明。[br][br] 種市地区の海を生かした「インスタ映え」に着目して発表した北山莉音(りおん)さんは、「どうしたらインスタ映えになるか、中学生に伝わるかを考えるのが難しかった」と振り返った。[br][br] 発表を聞いた同中の上岡谷心和(ここな)さんは「高校生の皆さんが、自分の体験として話してくれたので分かりやすかった」と感想を述べた。中野中の生徒に学んだ内容を発表する種市高の生徒