仏レストランがキムチ販売/八戸 味の決め手はブイヤベース

「BON KIMCHI」をPRする清水桂さん(右)と妻の伸江さん=八戸市 
「BON KIMCHI」をPRする清水桂さん(右)と妻の伸江さん=八戸市 
八戸市のフレンチレストラン「ボワラ」は、青森県産食材とブイヤベースを使ったオリジナルキムチ「BON KIMCHI(ボン キムチ)」を考案し、同店など3店舗で販売を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で昨春以降、来店客数が減少傾向にあったため.....
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 八戸市のフレンチレストラン「ボワラ」は、青森県産食材とブイヤベースを使ったオリジナルキムチ「BON KIMCHI(ボン キムチ)」を考案し、同店など3店舗で販売を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で昨春以降、来店客数が減少傾向にあったため、少しでも売り上げにつなげようと、八戸商工会議所や21あおもり産業総合支援センター(青森市)の支援制度などを活用して商品化した。オーナーシェフ清水桂さん(43)は「魚介類のうま味とほどよい辛みが特徴。自宅で楽しんでほしい」とPRしている。[br][br] 保存料は入れず、田子町産のニンニクと八戸市産のリンゴを使用。トゲクリガニやヒラメなど数種類の魚介類を使ったブイヤベースを入れ、うま味たっぷりに仕上げた。商品名の「ボン」はフランス語で「良い」「上手」という意味で、手土産に使えるようパッケージデザインもこだわった。[br][br] フレンチシェフが作るキムチは異色だが、清水さんはかつて首都圏の韓国料理店で修業をしていた経験があり、その際にキムチのレシピを習得した。[br][br] 210グラム入り556円(税別)で、同店とやまはる旭ケ丘店、田子町ガーリックセンターで販売中。清水さんは「まずはキムチだけ、次に鍋や豚キムチにして食べるなど味の変化も楽しんで」と話している。[br][br] 問い合わせはボワラ=電話0178(80)7558=へ。「BON KIMCHI」をPRする清水桂さん(右)と妻の伸江さん=八戸市