青森県内大荒れ、交通機関も大きな乱れ

吹雪で見通しが悪い国道45号線=八戸市新井田、19日午前9時25分頃
青森県内は19日、冬型の気圧配置が強まった影響で、各地で吹雪となった。下北地方の5市町村に大雪警報が発令されたほか、交通機関が乱れるなど、市民生活に影響が出た。 青森地方気象台によると18日夜の降り始めから19日午後5時までの降雪量はむつ2.....
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 青森県内は19日、冬型の気圧配置が強まった影響で、各地で吹雪となった。下北地方の5市町村に大雪警報が発令されたほか、交通機関が乱れるなど、市民生活に影響が出た。[br][br] 青森地方気象台によると18日夜の降り始めから19日午後5時までの降雪量はむつ23センチ、十和田20センチ、三戸17センチ、野辺地10センチ、八戸7センチを観測。各地で冷え込み、県内23観測地点全てで真冬日となった。[br][br] 交通機関は乱れた。空の便は三沢空港で東京線と大阪線の5便が欠航し、1便が羽田空港に引き返した。青森空港は全便が欠航した。東北新幹線は強風のため、上下計29本が運休。JR大湊線は雪のため車両が車庫から出られず、上下2本の運転を見合わせた。青い森鉄道は野辺地駅構内のポイントが切り替わらなくなり、下り列車1本に最大42分の遅れが発生した。[br][br] 高速道路は、吹雪による視界不良のため、八戸道浄法寺インターチェンジ(IC)―八戸北ICや、百石道路八戸北IC―下田百石IC、上北道でも上北IC―七戸ICで通行止めが発生した。[br][br] 20日は徐々に冬型の気圧配置が緩み高気圧に覆われるが、寒気の影響が残り、八戸では氷点下8度まで冷え込む見込み。同気象台は路面や水道管の凍結に注意を呼び掛けている。