協会けんぽ保険料率9・96%へ 2年連続引き上げ

青森県内の中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)青森支部は19日、青森市で評議会を開き、2021年度の保険料率について、現行の9・88%から0・08ポイント引き上げ、9・96%とする方針を決めた。2年連続の引き上げ。協会.....
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 青森県内の中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)青森支部は19日、青森市で評議会を開き、2021年度の保険料率について、現行の9・88%から0・08ポイント引き上げ、9・96%とする方針を決めた。2年連続の引き上げ。協会けんぽ本部運営委員会の承認を経て、厚生労働省に認可を申請する。2月上旬に正式決定する見通し。[br][br] 保険料率は、支部ごとの医療費や過年度の過不足金を整理した医療給付費清算分などを勘案し、都道府県の支部単位で定める。県内は19年度の収支差が赤字だったことや、21年度医療費の増加が見込まれることなどが影響した。[br][br] 保険料は加入者と事業主が折半。標準報酬月額が30万円の場合、加入者負担額は1カ月当たり1万4940円で、20年度から120円増加すると試算される。[br][br] また、40~64歳の加入者が負担する介護保険料は1・80%で20年度より0・01ポイント引き上げられる。