永木精機、「六ケ所村工場」増設 2月稼働予定

永木精機が新たに増設した工場=16日、六ケ所村
永木精機が新たに増設した工場=16日、六ケ所村
原子力関連施設で使用される容器などを製造する永木精機(本社大阪府・永木祥弘社長)は、六ケ所村平沼の「六ケ所村工場」を増設した。16日に現地で竣工式が開かれ、関係者15人が事業のさらなる飛躍を誓った。 同社は、核燃料サイクル関連で電気事業連合.....
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 原子力関連施設で使用される容器などを製造する永木精機(本社大阪府・永木祥弘社長)は、六ケ所村平沼の「六ケ所村工場」を増設した。16日に現地で竣工式が開かれ、関係者15人が事業のさらなる飛躍を誓った。[br][br] 同社は、核燃料サイクル関連で電気事業連合会と青森県が村内に誘致した第1号企業。1990年に同工場の操業を開始した。原子力関係施設で使用される製品や電気設備向けの工具などを製造している。[br][br] 増設は原子力関連機器の大型化や作業用ロボットの需要の高まりに対応するために実施。増設部分の延べ床面積は1367平方メートルで、従業員も新たに10人程度雇用する方針。2月1日からの稼働を予定している。[br][br] 竣工式には、戸田衛村長や日本原燃の増田尚宏社長らが出席。本社からリモートで参加した永木社長は「これまでお世話になった関係者の皆さんに感謝したい。これからもしっかりと製品を作っていく」とあいさつした。永木精機が新たに増設した工場=16日、六ケ所村