YSアリーナ八戸、初の国際大会中止 コロナ入国規制で

供用開始から初の世界大会となる世界ジュニアスピードスケート選手権を迎える予定だったYSアリーナ八戸。新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決まり、競技関係者からは落胆の声が漏れている=八戸市
供用開始から初の世界大会となる世界ジュニアスピードスケート選手権を迎える予定だったYSアリーナ八戸。新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決まり、競技関係者からは落胆の声が漏れている=八戸市
八戸市屋内スケート場「YSアリーナ八戸」で供用開始以来初の国際大会となる世界ジュニアスピードスケート選手権(2月19~21日)について、国際スケート連盟(ISU)は15日、中止すると発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、日本.....
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 八戸市屋内スケート場「YSアリーナ八戸」で供用開始以来初の国際大会となる世界ジュニアスピードスケート選手権(2月19~21日)について、国際スケート連盟(ISU)は15日、中止すると発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、日本が外国人選手の入国を認める特別措置を一時停止したことなどを受けて、開催は不可能と判断した。[br][br] 一時停止の期限は緊急事態宣言と同じ2月7日までだが、延長される可能性もあるため、参加者が渡航計画を立てられない―と、ISUは説明した。関係者によると、日本側も開催困難との考えでまとまっていたという。[br][br] 今回は世界各国から選手、関係者合わせて約250人が参加予定だった。青森県関係では男子日本代表として、先の全日本ジュニア選手権5000メートル2位だった橋本芳彦(県立八戸西高3年)が選出されており、地元競技関係者からは活躍への期待が高まっていた。[br][br] 中止決定を受け、県スケート連盟の田名部和彦会長は「(YSアリーナ)八戸で初の国際大会が開かれれば、地元も大いに盛り上がったと思う。楽しみにしていたが、感染症の影響を考慮すれば中止も仕方ない」と無念そうに語った。[br][br] 八戸市の担当者は「連盟からの正式な中止報告を受けていないためコメントできない」と述べるにとどめた。供用開始から初の世界大会となる世界ジュニアスピードスケート選手権を迎える予定だったYSアリーナ八戸。新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決まり、競技関係者からは落胆の声が漏れている=八戸市