【新型コロナ】八戸、三戸地方など県内15人感染 青森の高校クラスター関連34人に 

青森県などは15日、県内で15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所別では、八戸市と三戸地方、五所川原が各1人、青森市8人、弘前4人。青森市の高校で発生したクラスター(感染者集団)は、生徒や教職員、知人や同居人ら3保健所管内.....
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 青森県などは15日、県内で15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所別では、八戸市と三戸地方、五所川原が各1人、青森市8人、弘前4人。青森市の高校で発生したクラスター(感染者集団)は、生徒や教職員、知人や同居人ら3保健所管内にまたがる9人の新規感染が判明し、感染者は関連を含め計34人となった。県内の累計感染者は622人。[br][br] 高校クラスターの感染者の内訳は、高校内24人、関連10人となった。うち新規の感染者は、青森市が性別非公表の10代3人、20~40代男女4人、弘前が40代女性、五所川原が50代男性。青森市の20代男性は居住地が関東地方だが、市内に滞在している。[br][br] 青森市によると、これまでの感染者が所属する運動部活動以外にも感染が拡大。市は、15日までにクラスター関連で計59人の検査を行い、感染が判明した7人以外の52人は陰性だった。さらに生徒や教職員の関係者ら81人を特定し、検査を進めている。[br][br] 部活動内での感染拡大について、同市の浦田浩美保健部長は「長時間一緒に過ごし、食事を共にしていた。年末年始は寒さが厳しく、換気も十分でなかったとみている」と説明した。学校は来週中に校内の消毒作業を行うという。[br][br] クラスター以外では、12日まで九州地方に滞在していた20代男性の感染を確認している。[br][br] 八戸市と三戸地方の20代男性2人はそれぞれ県外への滞在歴があった。八戸市の男性は12日まで関西地方に滞在。市販の検査キットで陽性が判明し、PCR検査で陽性が確定した。[br][br] 三戸地方の男性は2日まで関東地方に滞在していた。症状が出たため医療機関で検査を受けた結果、感染が判明した。接触者はいずれも同居人など数人。[br][br] このほか弘前で10~40代の3人の感染を確認。30代女性1人を除き、陽性者との接触歴があった。[br][br] また、県は宿泊療養施設が15日現在、青森、八戸、弘前3市で計290室確保していることを明らかにした。