ネット上の誹謗中傷 青森県監視チーム、13件削除依頼

青森県は15日、新型コロナウイルスに関連した誹謗(ひぼう)中傷に対応するためネットパトロールを行う監視チームの活動状況を発表した。チームを設置した昨年11月4日から1月3日までの2カ月間で13件の削除をサイト管理者に依頼し、そのうち4件が削.....
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 青森県は15日、新型コロナウイルスに関連した誹謗(ひぼう)中傷に対応するためネットパトロールを行う監視チームの活動状況を発表した。チームを設置した昨年11月4日から1月3日までの2カ月間で13件の削除をサイト管理者に依頼し、そのうち4件が削除された。[br][br] チームは、県環境生活部を中心とした数人の職員で構成。通常業務と兼務で平日の勤務時間内にネットパトロールを実施している。昨年12月に弘前保健所管内で県内初の学校クラスターが発生したことから、年末年始も活動した。[br][br] ネットの掲示板や会員制交流サイト(SNS)に、個人の特定や誹謗中傷につながる書き込みが確認された場合は、その画像を保存し、サイト管理者に対してメールで削除を依頼する。県民からの情報提供により、削除依頼につながったケースもあった。[br][br] ただ、削除は管理者の判断で行われる。13件のうち4件が削除され、9件が削除されない理由も県側では把握できないという。[br][br] チームを所管する県県民生活文化課は「ネット上の誹謗中傷は広範囲かつ瞬時に広がる。気になる書き込みがあれば、画像と共に情報提供してほしい」と呼び掛けている。