合人社(広島)グループ、優先交渉権者に選定/むつ・田名部まちなか団地整備

(仮称)田名部まちなか団地のイメージ図(むつ市提供)
(仮称)田名部まちなか団地のイメージ図(むつ市提供)
むつ市は5日までに、旧田名部駅跡地に計画している市営住宅「(仮称)田名部まちなか団地」整備事業の優先交渉権者として、マンション管理会社の合人社計画研究所(広島市)などで構成するグループを選定した。公共施設の建設、運営に民間資金やノウハウを活.....
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 むつ市は5日までに、旧田名部駅跡地に計画している市営住宅「(仮称)田名部まちなか団地」整備事業の優先交渉権者として、マンション管理会社の合人社計画研究所(広島市)などで構成するグループを選定した。公共施設の建設、運営に民間資金やノウハウを活用する手法(PFI)を導入する。市によると、PFIを活用した公営住宅整備は青森県内初。[br][br] 事業は老朽化が進む市内10カ所の市営住宅を集約し、新たに60戸を整備する。事業者には建設のほか、一定期間、維持管理も行ってもらう。昨年9月に公募型プロポーザル方式で事業者を募集し、12月に募集のあった2グループの書類審査やプレゼンテーションを実施した。[br][br] 優先交渉権者は、合人社が代表企業となり、積水ハウス東北シャーメゾン支店(仙台市)と浜中土木(むつ市)でグループを構成。ほかにむつ市の建物管理会社などが協力企業となる。[br][br] 合人社のグループは、建設や維持管理などを含めた予定価格23億9299万円(税込み)に対し、22億1797万円を提案した。[br][br] 今後は3月までに特定事業契約の締結を経て、24年3月までの期間で設計・建設を行う。供給開始は24年4月の予定で、39年3月まで維持管理を担う。[br][br] 宮下宗一郎市長は「田名部に新しい拠点ができる。これを軸にまちづくりを進めていきたい」と語った。(仮称)田名部まちなか団地のイメージ図(むつ市提供)