福岡工高の存続を 同窓会や二戸市など6団体、岩手県教委に要望

佐藤博教育長に要望書を提出する中奥孝宏会長(右から2人目)=22日、岩手県庁
佐藤博教育長に要望書を提出する中奥孝宏会長(右から2人目)=22日、岩手県庁
岩手県立高校再編計画の後期計画案(2021~25年度)を巡り、福岡工業高同窓会(中奥孝宏会長)など二戸市の6団体は22日、県教委を訪ね、佐藤博教育長に福岡工の存続などを求める要望書を提出した。 県教委は、工業系の福岡工と総合学科を有する一戸.....
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 岩手県立高校再編計画の後期計画案(2021~25年度)を巡り、福岡工業高同窓会(中奥孝宏会長)など二戸市の6団体は22日、県教委を訪ね、佐藤博教育長に福岡工の存続などを求める要望書を提出した。[br][br] 県教委は、工業系の福岡工と総合学科を有する一戸を24年度に統合し、県北地方に専門教育の拠点校を整備する案を示している。[br][br] 要望書では、福岡工の単独校での存続と、現在ある機械システム科、電気情報システム科の維持を求めている。同窓会のほか、市、市教委、市商工会、市誘致企業連絡協議会、二戸電気工事業協同組合の連名で提出した。[br][br] 県庁には6団体の代表らが訪れた。中奥会長は佐藤教育長に要望書を手渡し、「歴史ある工業高の存続を願っている。2学科も維持してほしい」と求めた。[br][br] これに対し、佐藤教育長は「地域検討会議などでいただいた意見も踏まえ、生徒にとってより良い教育環境を整備するため、慎重に計画の策定作業を進めたい」と述べた。佐藤博教育長に要望書を提出する中奥孝宏会長(右から2人目)=22日、岩手県庁