八戸の特養施設で電気自動車導入 省エネ、防災にも活用

STEPの担当者(左)から電気自動車の説明を受ける大嶌泰雅理事長(右)
STEPの担当者(左)から電気自動車の説明を受ける大嶌泰雅理事長(右)
八戸市の社会福祉法人「友の会」(大嶌泰雅理事長)が運営する特別養護老人ホーム「ほっとハウス」などでは今月、電気自動車を導入した。普段はデイサービス利用者の送迎に活用し、災害などで停電した場合は非常電源としての利用も想定。大嶌理事長は「環境に.....
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 八戸市の社会福祉法人「友の会」(大嶌泰雅理事長)が運営する特別養護老人ホーム「ほっとハウス」などでは今月、電気自動車を導入した。普段はデイサービス利用者の送迎に活用し、災害などで停電した場合は非常電源としての利用も想定。大嶌理事長は「環境にも人にも優しい取り組みを進めていきたい」と思いを強くしている。[br][br] 同施設では、太陽の熱を利用してお湯を沸かす給湯システム「太陽熱温水器」を設置し、施設の入浴設備で使用するなど、これまでも再生可能エネルギーによるシステムを積極的に活用している。[br][br] 今回の電気自動車の導入は、再生可能エネルギー利用提案事業などを手掛ける盛岡市の「STEP」の協力で実現。電気料金が安い夜間に充電し、日中は蓄電した電気を動力として走行するため、ガソリンに比べてコストを抑えられるというメリットがある。[br][br] 防災面でも活躍が期待される。災害などによる停電時には、自動車に蓄電した電力で、1~2時間は施設設備をフル稼働させられる電気を供給できるほか、野外イベントの電源としての活用も検討。今後、順次、現在使っているガソリン車を電気自動車に移行していくという。[br][br] 大嶌理事長は「今回の導入をきっかけに、再生可能エネルギーの活用を広げていきたい」と話している。STEPの担当者(左)から電気自動車の説明を受ける大嶌泰雅理事長(右)